2013年10月アーカイブ

こんにちは、新海です。

 

今日はわたしが住んでいるサンフアンララグーナについて紹介したいと思います。

初回(①はじめの第一歩~グアテマラ紹介~)にてお伝えしたように、ツヌナ村はアティトラン湖のほとりにある村です。

わたしはそこから、ボートで30分弱のサンフアンララグーナという町に住み、毎日ボートで通勤しています。

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雨季の今は、雨が降るとボートの揺れ方も激しく、びちょびちょになります。

また、ボートにも通勤ラッシュがあり、座れないこともあるので、立ちながらバランスをとるのも一苦労です。

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周辺の町は、欧米からの長期滞在者が沢山いますが、サンフアンララグーナは、静かで落ち着いた町です。火山に囲まれている湖の風景は、とても素敵です。また、織物や絵画が有名で日帰りの観光地としても人気です。

 

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首都の生活とは異なり、水や電気は不安定ですが、ツヌナ村と比べると店もあり、日常生活には困りません。水は白く濁っていたり、異物が混ざっているので、ときに透明に近い色を見ると嬉しくなります。

安全面から、JICA規定でホームスティという居住形態が義務づけられていますが、わたしが住んでいる部屋は家の離れにあたり、基本的に一人暮らしのように自炊して過ごしています。

こちらが、自炊場兼洗濯場です。

 

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サンフアンララグーナで買い物するならここ。スーパーキックです。何でも揃っていると町の人が口を揃えて言います。日によって仕入れ状況がまちまちです。

 

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週末の午前中には市場が開いており、お野菜や果物も買うことができます。旬のお野菜や果物もあり、まだまだ知らない食べ物に遭遇できそうです。グアテマラのお野菜や果物については、次回以降で詳しく紹介したいと思います。

 

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グアテマラでの生活も3ヶ月が経ちました。

来る前に聞いていた“危険な国”や、想像していた“途上国”の印象とは異なり、伝統文化や食文化に富んだ、豊かな国だとひしひしと感じています。ただ、歴史的な背景により、まだ政治や行政が安定しておらず、治安の悪さや教育の欠如等により、貧富の差が大きく残っています。

 

わたしにできることは小さなことかもしれないですが、未然に防ぐことのできる栄養失調死を失くし、ツヌナ村の状況改善のために全力で頑張ります。

そして、引き続き、グアテマラの現状や素晴らしさをお伝えすることで、日本にいる皆さんにもグアテマラに興味を持って頂けましたら、とても嬉しいです。

 

☆ひとことスペイン語

Buenas noches!(ブエナスノチェス)=おやすみなさい

 

⑨パン作り講習会

 

こんにちは、新海です。

10月も後半となり、凧揚げを楽しむ子どもたちの姿をよく目にするようになりました。

グアテマラでは凧揚げは10月中旬~11月初旬にかけての遊びだそうです。

 

さて、わたしがツヌナ村に着任した8月第2週目から、10週にわたって、グアテマラの職業訓練団体INTECAPと共同して、パン作り講習会を行って参りました。

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 目的は、栄養センターに作った釜戸を有効活用し、母親たちが自分たちでパンを作れるようになることです。ツヌナ村にはパン屋がないので、将来的にはパン屋を始めるようになる人が現れることを期待しています。

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ここツヌナ村では昨年度、中等教育を修了した人はたった2人だけという低教育層なので、このような職業訓練の講座は村の発展にとって、非常に重要です。

 

母親たちは覚えるのが早く、とても積極的に参加してくれました。

 

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10週にわたって行ってきたパン講習会も最後となりましたが、楽しそうに取り組んでいる姿がとても印象的でした。そして先週、実践試験を終えて、修了式がありました。

 

赴任してからすぐの母親グループとの活動だったこともあり、とても心に残る時間となりました。

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ここで学んだことを実践に移せるようにすることが私たちの役目です。これが最後ではなく、ここからが始まりだということを私たちが強く伝え続けていくことで、母親たちの意識も変わっていくと信じています。ぜひ、近いうちに実践の場を提供できるようサポートしたいと思います。

 

☆ひとことスペイン語

Pan=パン  

パンは、キリスト教の布教により日本に伝来したもので、語源はポルトガル語の「Paó」だそうです。

⑧新聞に掲載されました!

 

こんにちは、新海です。ダニに顔を刺されて目が腫れてしまいました。

日本国内でも今夏、マダニによる感染のニュースを見て驚いていました。

こちらグアテマラでも虫の被害は非常に多いです。先日は、同僚がデング熱に感染して休養していました。今は復帰していますが、改めて体調管理への意識が高まっています。

 

さて、タイトルに挙げたように、私たちカスティージョコルドバ財団のツヌナ村発展プロジェクトがグアテマラの新聞Nuestro DIARIOで紹介されました。

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要約

ツヌナ村は人口の89.3%が貧困にあるため、カスティージョコルドバ財団により、持続可能プロジェクトとして展開するために選ばれました。医師、栄養士、先生などの専門家とボランティアにより活動が実施されています。また、この活動はNGO財団ビバモスメホール、教育省と協力して展開されています。3者はそれぞれの目的を持っていますが、全てが乳児の発達、健康、衛生と環境保護への意識を村民に持ってもらうことを支援するものです。このプロジェクトは村民に“与える”のではなく、村民がより良い恩恵を手に入れるために“働くことを教える”ことを焦点にあてています。

協力しながら進めているプロジェクトは以下の3つです。

  • CEIBI 2~6歳の子どもたちへの教育(現地語とスペイン語でのバイリンガル教育に焦点をあてた活動)
  • Líderes infantiles 6歳~12歳の子どもたちの放課後教育(読み書き、算数、リーダーシップ力の強化やグループ活動を実施)
  • Kaizen 母親に向けたセミナー(社会的生産性をあげるための職業訓練や栄養、健康と衛生、自尊心を養うための訓練)

 

 

 

   

 

 

 

 

この撮影がされた日は、NGO財団ビバモスメホールと教育省とともに、ツヌナ村発展プロジェクトを前進させていくための式典がありました。

 

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前日に母親たちと一緒に300名分の食事を作りました。CIMG1439.JPG

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このようにグアテマラ全国紙で取り上げてもらうことで、沢山の方々に私たちの活動を知ってもらえることは嬉しいです。また、この記事を見て、賛同してくれた個人や法人が更なる支援や協力をしてくれることを願いながら、引き続き、日々の活動に励みたいと思います。

 

☆ひとことスペイン語

Me pica!(メ ピカ)= かゆい!

 

⑦日々の活動の中の小さな幸せ

こんにちは、新海です。お元気にお過ごしでしょうか。

こちらは、インターネットや電気が不安定な日が続いており、写真を投稿することが難しいので、今回は文章のみで活動の様子をお伝えします。

 

任地のツヌナ村での活動が始まり、2ヶ月近くが経ちました。

学校と栄養センターでの食事の管理を中心に、子供たちや母親の身長と体重、ヘモグロビン測定を行い、データ収集や食事のアドバイスを行っておりますが、まだまだ村の住民の問題をつかみきれていないのが現状です。

 

そこで実態把握するためにも、来週から食習慣調査を行うことになりました。

家庭での収入がいくらあり、どのくらいの割合を食費に使っていて、どれくらいの頻度でどんな食べ物を摂取しているかという聞き取り調査です。いわゆる国民栄養調査のようなものです。

 

この結果をもとに、更に何を改善していけばよいかを同僚と話し合いながら決めていきます。

 

ただ、想像しているように簡単には物事は進まないという覚悟はしています。

大半の母親はスペイン語ができないので、現地語とスペイン語ができる人の手助けが必要なこと、スナック等を時間や場所を気にせず食べているので、何をいつ食べたか把握していないだろうということ等々。

 

それでもある程度の方向性は見えてくると思うので、今から楽しみです。

 

こちらでの活動は慣れないことばかりで戸惑う日々ですが、母親や子供たちが徐々に心を開いてくれていることを嬉しく幸せに感じています。

今の目標は、ヘモグロビン測定の際に赤ちゃんや幼児たちが泣かないよう、優しく話しかけながら痛みを感じないよう素早く測定してあげられるようになることです。目指すは優しいお姉さんです。

 

不安もありますが、少しずつ前進していると信じながら日々頑張りたいと思います。

 

 

 

ひとことスペイン語

Bien!(ビエン)=いいね!(了解、すばらしい)

⑥日本文化紹介

こんにちは、新海です。

10月に入り、日本では少し涼しくなってきたのでしょうか。グアテマラでは雨季が10月末に終わると聞いているので、楽しみに待ちわびています。

本日は普段の活動とは別に、先日実施した日本文化紹介の様子をお伝えします。

グアテマラ人に日本への理解を深めてもらうことを目的に、年に2回、隊員から候補地を募って日本文化紹介を実施しています。

今回は、首都グアテマラシティのサンカルロス大学にて、日本大使館、サンカルロス大学の日本語クラス、JICAが共同主催で、9月27日、28日の2日間にわたり、“Festival de la cultura japonesa”日本文化祭 を実施しました。

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各地で活動している協力隊員が有志で集まり、

日本食紹介、書道教室、浴衣着付け、輪投げ大会、豆の箸つかみ体験、折り紙教室、ソーラン節、コンサート、東日本大震災写真パネル展示と盛り沢山の内容を実施しました。CIMG1590.JPG

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CIMG1575.JPGまた、学生による剣道、空手、柔道のデモンストレーションもありました。

CIMG1593.JPG日本食紹介では、カレーライス、牛丼、大学芋、野菜かき揚げを販売しました。

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前日に栄養士隊員が中心となって、各150食分を作りました。当日は大盛況で、美味しい!どうやって作るの?と沢山声をかけて頂き、とても嬉しかったです。

牛丼担当だった私は、砂糖醤油の味付けは中南米の人々には受け入れられないと聞いていたので心配していましたが、あっという間に完売。参加してくれたグアテマラ人は日本好きな方々なので、数少ない在グアテマラの日本食レストランも熟知していました。

普段の任地では、“日本”と聞いても、皆どこに位置しているのか知らない人が多く、チナ!(中国人!)と声をかけられることが多いので、こんなにも日本に興味を持ってくれているグアテマラ人と話をすることができて、とても幸せな気持ちになりました。

任地でも、もっともっと日本に興味を持ってもらえるよう、私自身が、もっともっと日本の魅力を発信できるようになりたいと感じています。

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ひとことスペイン語

Japon(ハポン)=日本

スペイン語で “Ja” は “ジャ” ではなく、”ハ”と発音します。


管理栄養士 新海麻由

ひとりでも多くの子どもたちに健康と笑顔を届けられますよう、自分にできることを精一杯取り組みます!

赴任地

グアテマラ共和国
ツヌナ村(Tzununa)

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