2013年12月アーカイブ

18.グアテマラのクリスマス

 

遅くなりましたが、メリークリスマス。

主宗教がカトリックのグアテマラでは、クリスマスは一年の最大イベントであり、日本のお正月のように、家族や親戚が集まる大事な機会です。家族と離れ、ひとりぼっちのわたしに友人が声をかけてくれ、友人宅に招待してもらいました。

以下、グアテマラで食べられるクリスマス料理です。

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 タマル・・・トウモロコシをすりつぶした生地にチキンやトマトソースを包んでバナナの葉に包んで蒸した料理

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ポンチェ・・・カットしたパイン、バナナ、リンゴ、パパイヤ、レーズン等の果物に、水と砂糖、シナモン、生姜を加えて作る温かい飲み物

 

また、クリスマスイブに、首都の教会へミサにも行ってきました。

沢山の人々が集まり、キリストの生誕を祝うとともに、今、ここに生きていることに感謝し、喜びを分かち合いました。

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家庭の温かさに触れ、文化を理解することで、今後の活動もより円滑に進められるような気持ちになりました。

また、栄養センターへの活動によく顔を出してくれていた母親が、7人目の子どもを出産したので、家庭訪問し、栄養相談に行ってきました。

 

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お母さんも赤ちゃんも、兄弟も元気そうだったので安心です。

 

さて、今日で2013年のブログ更新は最後となります。 

今年は、グアテマラに赴任し、わからないことも多い中、周りの人々に支えられ、活動を進めることができました。

来年は、わたしが引っ張っていけるよう、更に頑張りたいと思います。

 

グアテマラでは新年度が1月に始まります。

栄養センターでの活動は1月8日からなので、次回の更新は1月第3週目を予定しています。

 

今年度ブログをご覧いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

2014年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。

それでは、良いお年をお迎えくださいませ。

 

☆ひとことスペイン語

Feliz año nuevo!(フェリス アニョ ヌエボ) =よいお年を!

17.フェアトレード

 

 こんにちは、皆さまお元気ですか。グアテマラでも朝晩冷え込む季節となり、マフラーと手袋を買いました。

 さて、今日は、栄養分野以外の財団のプログラムを紹介したいと思います。

 ツヌナ村の貧困改善に向け、栄養センターに登録している母親たちの社会参加・経済状況改善を願い、いくつかのプログラムを実施していますが、その中のひとつ、フェアトレードを実施している財団Wakami(ワカミ)と協力して、ブレスレット作りの講習会を行っています。

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※フェアトレード・・・直訳は“公平な貿易”。

 途上国で生産された食料品や製品が海外で安く販売されている一方で、生産国ではその安さを生み出すため、正当な対価が生産者に支払われなかったり、生産性を上げるために必要以上の農薬が使用され環境が破壊されたりする事態が起こっています。

 フェアトレードは上記のような事態を改善するため、開発途上国の原料や製品を、適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す“貿易のしくみ”です。

 

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 コストの考え方や、経済活動の基礎の講座もあり、母親たちは新しい情報に熱心に耳を傾けていました。

 また、大学と連携して、クリスマス時期の飾り作りも行いました。ひとつ、Q13(約150円)で買い取って、大学生のボランティアが首都で売ってくれます。

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 また、栄養センターでの食事提供では、学校がお休みの子どもたちが手伝いに来てくれました。包丁の使い方にも慣れていないので、持ち方や切り方を教えて、どうしたら、沢山はやく切れるか考えながら手伝ってもらいました。

 

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 クリスマスが目前に迫り、主宗教がキリスト教であるグアテマラでは、キリストが生まれる前の9日間を祝うセマナポサダが行われています。今、ここに生きていることに感謝して、一日一日を大事に過ごしたいと感じています。

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☆ひとことスペイン語

Feliz navidad!(フェリス ナビダッド)=よいクリスマスを!!

16.栄養失調児の家庭訪問

 

こんにちは。

“和食”が無形文化財になったというニュースを見て、日本人として、とても誇りに感じています。砂糖、塩、酢、しょうゆ、味噌等々の調味料を組み合わせて作る、和食の繊細な味付けを継承し、海外でも受け入れてもらえたら、嬉しいですね。

 さて、今日は家庭訪問について紹介します。

 子どもに極度の栄養失調症状が現れた際、家庭訪問を行い、自社製品であるインカパリーナ(ビタミンミネラルに富んだ粉末状の飲物)やプロテマス(乾燥大豆たんぱく肉)を届けに行き、身長・体重・ヘモグロビン測定を行い、食事に関してお話をしています。

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先日は、ツヌナ村でも山頂地域にある家庭を訪問してきました。日差しが照り付ける午後、石ころ道を登ること40分。アティトラン湖を望む山頂にお家がありました。

 

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 2歳1ヶ月の男の子。立てないくらい弱っていて、手足に斑点のようなシミが現れ、クワシオルコルの症状が出ていました。ヘモグロビン値も極度に低く、貧血と診断される値でした。お母さんは7ヵ月になる赤ちゃんを背負っていて、母乳は赤ちゃんにあげています。彼は離乳したばかりで離乳食の栄養バランスが偏り、クワシオルコルになってしまいました。クワシオルコルは離乳年齢の2人目以降の子どもに現れることが多いのですが、この男の子の場合も、そのケースに当てはまっていました。

 

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 保健所やその他NGO機関と相談の上、首都近くの大きな病院に入院し、治療してもらうことに決まりました。クワシオルコルは初期段階で栄養管理を行えば、回復可能な病気です。

 このような深刻な状況に至らないよう、母親への教育を強化していかなければならないと痛感した訪問となりました。

 今年も残すところわずかとなりました。村の人々と交流し、少しずつ打ち解け、状況もわかってきたところです。来年度は、母親たちの意識改善に向けて、更なる活動を展開していきたいと思います。

15.バケーション講座修了

 

こんにちは!もう12月ですね。

先週の金曜日は、バケーション講座の最終日でした。

修了証書とともに、チャッキーチーズというファーストフード店の会社が、ツヌナ村プロジェクトを支援し、おもちゃを提供して下さったので、子どもたち一人ひとりに手渡しました。

子どもたちと母親たちのとても嬉しそうな表情に、村中が幸せに包まれていました。

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CIMG2057.JPG 派手な青色やオレンジ色の着色料を混ぜたクリームでデコレーションされた、母親たちの手作りケーキ。

CIMG2065.JPG協力してプロジェクトを進めているNGO財団ビバモスメホールの同僚と記念撮影☆ 

 

 

バケーション講座が先週で終わり、騒がしかった栄養センターでの昼食時間が少し寂しくなりました。

学校がお休みの子どもたちは宿題もなく、家の手伝いや薪集めなどの仕事に出かけます。

重い薪の束を背中に抱えて、山道を登る姿に心が打たれます。

それでも、道ですれ違うときに、挨拶してくれる楽しそうな笑顔に幸せの意味を考えさせられます。物がなくても、家族や友達、愛があれば幸せなんだと教えてもらっています。

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それでも、やはり村人たちは裕福になりたいと望んでいます。

そのためにも、まずは、子どもたちがその日食べるものに困らないよう、学校教育についていけるよう、夢を持って成長してくれることを願い、栄養センターでの活動を実りあるものにしていきたいと思います。

 

☆ひとことスペイン語

Pastel(パステル)=ケーキ

Queremos pastel.(ケレモス パステル)=ケーキが食べたい!

お誕生日の際には、ハッピバースデーの歌に合わせて、ケ~レモスパステ~ルと歌います♪


管理栄養士 新海麻由

ひとりでも多くの子どもたちに健康と笑顔を届けられますよう、自分にできることを精一杯取り組みます!

赴任地

グアテマラ共和国
ツヌナ村(Tzununa)

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