2014年4月アーカイブ

30.イースター

 

こんにちは。

先週は、semana santa(セマナサンタ=聖週間)と呼ばれる、キリスト教の中でクリスマスと同様(もしくはそれ以上)に大事な時期、キリストの復活祭(イースター)でした。

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学校は1週間お休み、お役所や会社も水曜日の午後から日曜日まで祝日です。

イースターと聞くと、カラフルなイースターエッグ等で、楽しいイメージがあるかもしれませんが、キリスト教では下記の意味を持ちます。

神の子と言われるキリストが、人々の罪を救済するために、自ら十字架につき磔刑にされますが、その3日後に蘇り、神の教えを罪深き人々に説くことにより、それまで神を信じていなかった者も、キリストを救済主として崇め、信仰深くなったとされているようです。

よって、キリストが人間の罪を贖うために自ら犠牲になったことを思い出すために、この期間は様々な行事が催されます。

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グアテマラでは、ほぼ全ての国民がキリスト教です。

※キリスト教の中でも、カトリックが約3分の2、エバンヘリコ(プロテスタント)が約3分の1と言われている。その他、モルモン教など他のキリスト教や一部ユダヤ教が存在している。

グアテマラの人々は大変信仰深く、礼拝は生活の一部として根付いています。また、集会や祭事は大変重要とされています。

わたしは仏教徒ではありますが、現代の多くの日本人がそうであるように、仏教を意識したことは少なく、日常的に礼拝に行くこともない、とグアテマラ人に話すと、不思議でしょうがないというような顔をされます。

経典に沿って生を歩んでいるグアテマラ人のひとりには、それでは、日本人は何に従って人生を歩んでいるのかと質問されたこともあります。

ただ、人徳を高め、善い行いをするという根幹は、どの宗教においても通ずるところだと思います。

また、八百万の神という神道の考え方は、自然の個々の事象に神が存在するというマヤ神話と通ずる部分があることから、理解されやすくもあります。(マヤ神話の話は、興味深いので、また後日ご紹介したいと思います)

 

宗教を理解することは、国を理解するため、国民を理解するために非常に大事だと感じています。礼拝という、地域の人々が集う貴重な機会に参加させて頂くことで、現地の人々との距離も縮まっていきます。

他の文化を理解し受け入れることは、自分自身の生を見つめなおし、どのように生きるかということを深く考えることにもつながると感じています。

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花びらで街中の路に絨毯をつくります

※写真は現地で活動している同僚から送ってもらったものです。

 

☆ひとことスペイン語

Dios(ディオス)=神

! Dios mío ¡ (ディオス ミオ)=おお、ああ、あら。英語のOh my god.にあたります。 

Dios te bendiga.(ディオス テ ベンディガ)=あなたに神のご加護がありますように。日本では耳馴染みがないですが、クリスチャンのグアテマラ人は頻繁に使う言葉。

友人間のメールでは、頭文字をとってDTBとも使われます。(初めて受け取ったときは、意味がわからなかった。)良い事がありますように。お大事に。等の意味合いで使われています。

 

また、余談ですが、キリストの復活の話から、

 Hasta no ver no creer.(アスタ ノー ヴェー ノー クレエー)=見るまでは信じられない。信じるのは見てからだ。

という慣用句が使われるようになったようです。

言葉を理解するには、文化を知ることが大事なんですね。

 

29. 衛生問題

こんにちは。

先日、配属先から今までの活動への感謝状兼快復願いレターを頂きました。

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一日も早く回復して、ツヌナ村プロジェクトへ復帰したいと願うばかりです。

 

 さて、ツヌナ村の問題は、貧困を発端に、栄養失調をはじめ、教育や労働、環境やインフラ未整備など、多岐にわたります。そして、それらは全て繋がっているので、わたしたち栄養チームも、栄養問題だけでなく、様々な問題に取り組もうとしています。

 その中でも、わたしが赴任当初から、特に気になっていたことが衛生問題です。今までも日々の手洗い指導を紹介してまいりましたが、

 

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調理前、食事前の手洗い習慣の欠如以外にも、日本では考えられない光景が日常にありました。

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 野良犬との共存です。

 清潔に保っている栄養センターにも、野良犬はどんどん入ってきて、食事をしている人々の横で、食べ物を探して歩き回ります。村の人々は、野良犬が横にいることに慣れてしまっていました。

 幸いにも、わたしが赴任中は、人に噛みつくところを見たことはありませんが、野良犬はダニやノミをはじめ様々な虫やウイルスを持ち歩いているので不衛生ですし、噛まれると狂犬病に罹る可能性もあります。

 現在の日本では、狂犬病は撲滅されていますが、狂犬病は発症するとほぼ100%死に至る病気です。日本では、感染症法により、4類感染症に指定されているとても恐い病気です。わたしたち協力隊員は、赴任前に様々なワクチンを打ちましたが、狂犬病もそのひとつです。 

 ゆくゆくは、グアテマラにおいても、野良犬を抑留するというような根本的な解決策が必要ですが、まずは、食事する環境には野良犬を入れないという感覚を持ってもらうべく、これらのことを伝え、外に追い出すようにしていました。

 そして、先日、配属先から野良犬厳禁のプレートが出来たと連絡を頂きました。

 

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 想像していたよりも、可愛らしく目立たないものではありますが、村の人々がこの感覚を持ってくれることが一番必要なことです。

 

 

 日本では気を付けなくても良いことでも、所変われば、まだまだ危険が沢山残っています。自分が生まれた境遇に感謝し、真っ直ぐに生きる、自分にできることを一生懸命するということを忘れず、日々、前へ歩んでいきたいと思います。

 

☆ひとことスペイン語

Por favor.(ポルファボール)=お願いします。

英語のpleaseです。

ブログ13のagua(アグア=水)でも紹介しましたが、下記のように使われます。

Agua pura,por favor!(アグア ピュラ ポルファ ボール)=ミネラルウォーターを下さい。

 


管理栄養士 新海麻由

ひとりでも多くの子どもたちに健康と笑顔を届けられますよう、自分にできることを精一杯取り組みます!

赴任地

グアテマラ共和国
ツヌナ村(Tzununa)

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