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栄養士養成校訪問
(管理)栄養士養成校訪問 大学就職担当 × ファンデリー人事担当

栄養士のたまごを応援している管理栄養士・栄養士養成施設の就職課のご担当者と対談させていただくコーナー。 心強いサポーターのアドバイスを是非ご覧ください。

記念すべき1校目は日本で唯一の食・健康・栄養に関する専門大学である『女子栄養大学』の大学業務学生部長の 杉本勝行様にお話をお伺いさせていただきました。


  【第1回】
女子栄養大学(埼玉県坂戸市)
大学業務学生部長(兼)大学就職担当課長
杉本 勝行様


 女子栄養大学の学生についてお聞きすると、 「ウチの学生は勤勉で真面目ですね。ただ残念なことに、 それを自分の強みだと認識していないんですよね。」とおっしゃる杉本様。 「授業は出席して当たり前。大学生ってバイトやサークルに熱を入れて過ごしそうなものですが、 彼女たちは義務教育と同じように何の疑いもなく熱心に授業を受けているんです。 その反面、「その勤勉さをアピールすれば良い所を、 採用面接では他大学の学生に有利なバイトやサークルの話題でアピールをしてみたりと、 自分たちが持っている価値に気が付いていないんですよね。」と苦笑い。  

 私も面接を担当する立場から、「もっと自分の事を自分の言葉で表現できるコミュニケーション能力が 栄養士として活躍するためにも必要なのでは」と問いかけると、 「その通りだと思います。ただ中には、面接のために想定問答集を準備して練習し、 それで面接が上手くいかないとさらに想定問答を20問追加で作ってしまう、という学生も居るんですよ。」 と戸惑ってしまったエピソードもお話しくださいました。

 お話とは裏腹に、杉本様の表情からは管理栄養士国家試験合格者数、全国No.1の実績と、 そこに表現力のサポートを加えているので活躍出来る学生ばかり、という自信が窺えました。

 学生に合った求人情報があればすぐにメールで伝えたり、 キャンパス内ですれ違う時にも声をかけたりと気軽に就職担当者と学生が接する機会を設けながら、 面接の練習をはじめ、就職の相談に足を運びやすい環境を整えているのだそうです。

   お話していても、非常にユーモラスで、言うべきことはハッキリおっしゃる杉本様。 そんな杉本様の作る就職窓口は常に学生で賑わっていて、 対談させていただいている間も学生と職員の方の話し声が絶えることはありませんでした。


女子栄養大学の就職窓口には就職活動中の学生だけでなく、 卒業生も頻繁に近況報告をしに顔を出してくれるそうです。 つい立ち寄ってしまいたくなる就職窓口の雰囲気が、学生の就職活動を支え、笑顔と成果を生み出しているのだと感じました。

今後も、栄養士が活躍するステージを作り、発信していくことをお約束して対談を終わらせていただきました。

第2回 武庫川女子大学 松本 全弘様>>