尊敬する先輩

2024年03月19日(火) 18:00

私は昨年4月に入社して、もうすぐ1年が経ちます。
弊社では新卒で入社した社員に、1年間先輩社員が付き、
指導やサポートを行うブラザー・シスター制度がございます。

ブラザー・シスター制度についてはこちら

先輩の駒林さんは食品メーカー様とお話するマーケティング事業部
私はお客様と直接お話するMFD事業部に所属しています。

お客様への提案に迷った時、駒林さんから先輩管理栄養士としての目線と
食品メーカー様とお話している両方の目線でアドバイスをいただきます。

週に1回のランチで私が好きなアイドルグループの話を聞いていただいたり、
ミールタイムでご紹介している発酵そみド・発酵そみファとコラボした
ラーメンを食べに行ったりと公私ともにお世話になっています。

2年目以降、駒林さんのように多角的に物事を捉え、
素早く判断できるような人になりたいと思います。
4月からは先輩方からいただいたアドバイスを
後輩にも伝えられるよう、精進いたします。

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聖隷横浜病院様

2024年03月13日(水) 18:00

第29回は社会福祉法人聖隷福祉事業団 聖隷横浜病院
管理栄養士 舩越 由衣様をご紹介いたします。

「最高の1スプーンをめざして~その人らしくあるために~」という
聖隷栄養部門の基本理念を土台とし、栄養課さんでは、
利用する方を尊重した安全で質の高い食事の提供と栄養管理を目指し、
フードおよびクリニカルサービスに取り組んでいるそうです。

ここからは、舩越様をインタビュー形式でご紹介いたします。

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1.管理栄養士を目指したきっかけ
 管理栄養士養成課程のある大学の付属校に通っていたことで、
 「管理栄養士」という職業を知り、勉強してみたいと思いました。
 大学進学後、「臨床栄養学」の勉強が楽しかったので、
 「病院管理栄養士」に興味を持ちました。

 病院実習を通して、給食業務が
 病院の栄養管理の基盤になると感じたことで、
 「直営」で給食運営をしている病院を中心に就職活動をしました。

 聖隷福祉事業団の施設見学に行った時の印象が決め手となり、
 病院管理栄養士になることを決めました。

2.業務内容
 ①フード業務
  直営で給食運営をしているため、
  盛付作業や嚥下調理等の厨房業務を行います。
  また、献立作成や調整の業務にも携わります。

 ②クリニカル業務
  外来栄養相談と病棟栄養管理業務を行います。
  外来栄養相談では、糖尿病、高血圧症、CKD(慢性腎臓病)など
  様々な通院患者さんの栄養相談を行っています。

  病棟栄養管理業務では、対象病棟のミールラウンドを行い、
  NSTカンファレンスでNSTスクリーニング該当の患者さんや、
  栄養状態に問題のある患者さんに対して
  栄養管理の方針を検討します。

  また、入院中の患者さんに対する栄養相談や
  通院透析されている患者さんへの栄養指導も行っています。

3.栄養課の特徴
  直営で給食運営をしていることです。
  実際に厨房業務に関わることで、
  提供している病院食について
  患者さんにしっかりと伝えることができます。

  また、患者さんからの意見や食事調査の結果を
  献立にスムーズに反映することができます。

  見た目や味付けについて検討する
  「献立班」が定期的に献立を見直し、献立変更や調整をして、
  病院食の満足度の向上に取り組んでいます

  当院には「かもめ食」という
  化学療法対応の食事や特別メニューがあり、
  食欲不振の患者さん等の要望に応えることができる
  工夫もあります。

〈秋献立〉普通食

〈お正月〉普通食

〈ひな祭り〉普通食

4.管理栄養士として今後やりたいこと
  管理栄養士3年目の頃から、
  腎疾患を専門にした管理栄養士になりたい
  という目標があります。
  当時の上司や先輩の姿から
  このような目標を持つようになりました。
  腎疾患に関する知識を深めるために
  専門資格(腎臓病療養指導士)取得に挑戦中です。

  また、当院には「そらまめチーム」という
  CKD患者さんをサポートするためのチームがあるので、
  チーム活動を通して色々なことを経験していきたいと
  思っています。

  他にも、病態全般の
  栄養管理に関する知識を深めていきたいので、
  課題を感じた内容のセミナーや
  資格取得を目標にして学会参加、
  先輩のNSTカンファを見学して
  提案内容や方針について教えてもらう等
  日々勉強の毎日がとても楽しいです。

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舩越様、ありがとうございました。

お食事が彩り良く、とても美味しそうです。
患者様のお声が反映されやすいことは、直営給食の良い点ですね。
管理栄養士や調理師で構成される「献立班」を作り、
日々改善することで、美味しい給食を提供し、
患者様から「美味しかった」と言ってもらえることが、
舩越様は嬉しいそうです。
手作りの美味しい給食提供に力を入れていらっしゃることが
伺えました。

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第27回日本病態栄養学会報告(後半)

2024年03月13日(水) 18:00

前回に続き、病態栄養学会(後半)のご報告をさせて頂きます。

〇ちゅうざん病院 吉田貞夫先生
吉田先生にはミールタイム2023冬号
「生活習慣病と食事の基本」の
フレイル特集記事の掲載にもご協力いただいております。
とても気さくな吉田先生のご提案で
一緒に敬礼ポーズでお写真を撮らせて頂きました。

〇豊中平成病院 寺本様

〇彦根市立病院 安田様(左)、大橋様(中央)

〇ミールタイム栄養士 関(左)、逸見(右)

ミールタイムは4種類のお食事をご用意しておりますが、
今回の学会では『パワーアップ食』と『低たんぱく食』の
ご紹介をいたしました。

今回私は初めて学会に参加しましたが、
『ミールタイム』は患者様だけでなく
全国の栄養士様にも必要とされていることを実感いたしました。

ミールタイムをさらに多くの患者様や
栄養士様にご活用いただけるよう
これからも皆さまとの信頼関係の構築に
努めてまいります。

皆様とまたお会いできることを楽しみにしております。

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Next.jsでToDoアプリを作ろう!

2024年03月13日(水) 18:00

こんにちは。デザイン・システム室の妻野です。
私は昨年10月に未経験で入社し、弊社サービス「旬をすぐに」のシステム開発に携わっています。
研修で簡単なToDoアプリを作成したので、その内容を紹介できればと思います。 使用技術はNext.js(フロントエンド言語)となります。

Next.jsとは?

Next.jsとはVercel社が開発したReactを基礎としたフレームワークです。              Webアプリケーションや静的Webサイトの開発を簡単かつ効率的に行なうことを目的としています。

ReactはUI(ユーザーインターフェイス)に長けているのに対し、Next.jsはサーバーサイド機能に優れ、ページ遷移の多い大規模なWebサイトや、高速で快適なWebアプリを開発する場合に適しています。Reactの解説は下記投稿をご覧ください。

1.完成形

まず初めに完成形をお見せします。 「Add Card」を押すとカードが追加され、「Complete」を押すと内容が消える簡単なアプリです。

2.プロジェクトの始め方

お好きなディレクトリにフォルダを作成し、ターミナルで下記コマンドを実行します。

npx create-next-app@latest 

プロジェクトの名前やApp Routerを使用するかなど聞かれますので下の画像に沿って選択してください。全て入力すると、自動的に複数のファイルが作成されます。

create-next-app@14.1.2

Ok to proceed? (y)
✔ What is your project named? … todo-app #お好きなプロジェクト名を入れてください。
✔ Would you like to use TypeScript? … No / Yes #Yesを選択。
✔ Would you like to use ESLint? … No / Yes #Yesを選択。
✔ Would you like to use Tailwind CSS? … No / Yes #Yesを選択。
✔ Would you like to use `src/` directory? … No / Yes #Noを選択。
✔ Would you like to use App Router? (recommended) … No / Yes #Yesを選択。
✔ Would you like to customize the default import alias (@/*)? … No / Yes #Yesを選択

3.アプリケーション起動方法

次は下記コマンドを実行します。

cd todo-app #作成したプロジェクト名(ここではtodo-app)

その後、下記コマンドを実行するとNext.jsのアプリケーションが起動します。

npm run dev

ブラウザにて「http://localhost:3000/」を入力してみましょう。そして下記画像が出れば成功です。

4.事前準備

実際にファイルを作成する前にスタイルの適用を抑制します。appディレクトリ配下の「globals.css」というファイルを下記のように修正してください。

@tailwind base;

@tailwind components;
@tailwind utilities;

5.コンポーネント開発

Next.jsはコンポーネント指向の言語です。                            コンポーネントとは、再利用可能な部品でありウェブページを構成する要素のことです。                           例えば、ヘッダー、フッター、メインコンテンツなどがコンポーネントになります。         コンポーネントを使うことで、ウェブページを構成する要素を再利用できるようになります。

本アプリでも機能別にコンポーネント分けしたいと思います                   appディレクトリ配下に「components」というフォルダを作成します。               その中に「Card.tsx」というファイルと「List.tsx」というファイルを作成してください。       作成したら下記のように記述してください。

import { useState } from 'react';

interface CardProps {
card: {
id: number;
title: string;
description: string;
};
onDelete: () => void;
}

const Card: React.FC<CardProps> = ({ card, onDelete }) => {
const [title, setTitle] = useState(card.title);
const [description, setDescription] = useState(card.description);

// カードのタイトルを更新する関数
const handleTitleChange = (e: React.ChangeEvent<HTMLInputElement>) => {
setTitle(e.target.value);
};

// カードの説明を更新する関数
const handleDescriptionChange = (e: React.ChangeEvent<HTMLTextAreaElement>) => {
setDescription(e.target.value);
};

return (
<div className="bg-white rounded shadow p-3 mb-2">
<button className="float-right text-red-600" onClick={onDelete}>Complete</button>
<input type="text" value={title} onChange={handleTitleChange} className="w-full mb-2 border-b focus:outline-none focus:border-blue-500" />
<textarea value={description} onChange={handleDescriptionChange} className="w-full border rounded focus:outline-none focus:border-blue-500" />
</div>
);
};

export default Card;

'use client';

import { useState } from 'react';
import Card from './Card';

interface ListProps {
title: string;
}

interface CardData {
id: number;
title: string;
description: string;
}

const List: React.FC<ListProps> = ({ title }) => {
const [cards, setCards] = useState<CardData[]>([]);

// カードを追加する関数
const addCard = () => {
const newCard: CardData = {
id: cards.length + 1,
title: `Task ${cards.length + 1}`,
description: ''
};
setCards([...cards, newCard]);
};

// カードを削除する関数
const deleteCard = (id: number) => {
setCards(cards.filter(card => card.id !== id));
};

return (
<div className="p-4 border rounded shadow">
<h2 className="text-lg font-bold mb-4">{title}</h2>
<button className="mb-2 px-3 py-1 bg-blue-500 text-white rounded hover:bg-blue-600" onClick={addCard}>Add Card</button>
{cards.map(card => (
<Card key={card.id} card={card} onDelete={() => deleteCard(card.id)} />
))}
</div>
);
};

export default List;

6.画面への表示

最後にappディレクトリ配下の「page.tsx」ファイルの中身を全て消します。                それから下記のように記述してください。

import List from "@/components/List";

const Home: React.FC = () => {
return(
<div>
<List title="To Do" />
<List title="In Progress" />
<List title="Done" />
</div>
);
};

export default Home;

ここまで記述したら変更内容を保存してください。冒頭のアプリが完成しているはずです。

7.ポイント

ポイントは「List.tsx」の前半部分です。

'use client';

import { useState } from 'react';
import Card from './Card';

interface ListProps {
title: string;
}

interface CardData {
id: number;
title: string;
description: string;
}

~省略~

まずは、「’use client’」という表記です。このコンポーネントはStateを使っているため(クライアント側の情報)この表記をしないとエラーが発生します。

次に、「import~」という文があるかと思います。こちらは主にReactの機能や別ファイルのCard.tsxの内容をimportし、使用可能な状態にしています。

最後に「interface」ですが、簡単にいうと「型定義」です。本アプリはTypeScriptを使用しているため、この定義が必要です。(型定義をしないとエラーになります)TypeScriptを使用しているとエラーなどが発見しやすい観点からプロジェクト開発にて重宝されています。

説明を省略した部分が多々ありました。以下参考になる記事ですのでぜひご覧ください。       

Next.jsはVercel社が開発したものでデプロイ(実際のWebサーバー上に配置して、利用できる状態)が容易のため人気があるフレームワークです。ぜひポートフォリオ等、個人開発し、公開してみるのはいかがでしょうか?

さいごに

現在デザイン・システム室では、新しいメンバーを募集しています。                少しでも興味を持たれた方は、ぜひご応募ください。
皆様からのご応募、心よりお待ちしております。

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2月の締め会・交流会
締め会 交流会
写真は2月のMVP表彰者です。管理部門から1名選ばれました。

当社の健康食宅配サービス『ミールタイム』は、今年で開始20周年を迎えます。 それを記念いたしまして、3月1日より宅配食をご利用の皆様に、一部商品を特別価格で販売しております。ぜひ、この機会にご賞味ください。引き続き、皆様の健康に寄与できるよう商品・サービスの改良に努めてまいります。今後とも、ご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。
写真は2023年12月交流会の様子です。長らく中止していた役社員全員での交流会を再開し、ボウリング大会を行いました。次回の交流会は、3月に開催予定です。

3月9日(土)、3月10日(日)に、2025年入社を対象とした管理栄養士・栄養士(新卒)の会社説明会を実施いたします。チャレンジできる・成長できる環境で、お客様の健康のために一緒に働きませんか。エントリーを心よりお待ちしております。
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